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    警備領事関係
 平成25年2月22日

   
感染症広域情報の発出:流行性髄膜炎(髄膜炎菌性髄膜炎)

 
お知らせ
 

在留邦人の皆様へ

流行性髄膜炎が流行の兆しを見せています。

南部諸州ならびにオロミア州で300名以上患者が発生しています。アムハラ州、ティグライ州でも数名の患者が発生しているようです。この病気は咳やくしゃみなどで伝染します。今後の情報に気をつけてください。

なお予防にはワクチン接種が有効です。未接種の在留邦人の方やこれから渡航予定の方は4価(ACYW)ワクチンを接種することをお勧めします。

流行性髄膜炎(Meningococcal infection)とは?

原因
髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)が鼻や咽喉を介して感染します。飛沫感染で潜伏期は1~10日で、多くは4日以内です。

症状
初期には風邪のような症状ですが,その後激しい頭痛,頸部硬直,けいれん,意識障害などの髄膜炎症状がみられるようになります。

治療
抗生物質が効きますが,進行が早いので,風邪だと思って放置していると手遅れになる可能性があります。

予防
予防ワクチンがあります。
"髄膜炎ベルト(meningitis belt)"エチオピアからセネガルに至る赤道アフリカ地域は髄膜炎ベルトと呼ばれ,この地域では数年毎に流行します。

 

 
 


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  在エチオピア日本国大使館 (代)011-5511088
  緊急時 0911-200-721(永井)
    0911-216-773(白野)
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