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「現地メディア向けプレスツアーを行いました」

9月14日,現地メディア向けプレスツアーを実施し,新聞・テレビ5社8名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに,エチオピアの政府関係者,知識層及びエチオピア国民への情報発信を強化するためのものです。

プレス一行は、ウォライタ県ソド町を訪れ、草の根・人間の安全保障無償資金協力「南部諸民族州ウォライタ県リカ学校ICT教育促進計画」の完工式を視察しました。

 

「ICTセンターを整備し、質の高い情報通信教育の推進に貢献」

草の根・人間の安全保障無償資金協力「南部諸民族州ウォライタ県リカ学校ICT教育促進計画」の完工式には、日本側から鈴木大使他、エチオピア側からロマン首相夫人、エヨブ・ウォライタ県知事他が出席しました。同校には十分な数のコンピューターが整備されておらず、効率的な情報通信教育ができない状況でした。このため、ICT教室、サーバー室等からなるICTセンターを建設し、コンピューター及び周辺機器の整備を行うことで、質の高い情報通信教育を提供できるようにしました。完工式では、鈴木大使から、子供たちや地域の発展がエチオピアの未来にとって大変重要であり、引き続き草の根支援によってエチオピアの輝かしい未来に貢献していきたい旨、また、国のリーダーから子供たちに至るまで幅広い層で互いの交流と友好を深め、両国の発展を深めていきたい旨をスピーチしました。これを受け、ロマン首相夫人からは、日本の草の根支援に対して大きな謝意が述べられました。

プレスツアー後、各紙・テレビでは次々と日本の開発協力の取り組みが報道され、当地全国英字紙では「日本が質の高い教育を支援」等と銘打たれ、日本の開発協力事業の有効性について報じられた他、テレビでも完工式の状況が報じられるなど、大々的に取り上げられました。多くの国民が目にする新聞各紙やテレビで開発協力事業が取り上げられることで、エチオピア国民の、日本の開発協力事業への理解も一層深まったのではないかと思います。

関連リンク(外部サイト)


・Ethiopian Herald紙の記事
(英語)Japan supports quality education move
(邦訳:「日本による質の高い教育推進支援」)


・Daily Monitor紙の記事
(英語)Focus on grass-root level projects brings effective change :Japan Ambassador
(邦訳:「草の根支援が効果的な良い変化をもたらす」)