南部諸民族州における黄熱病の流行への注意喚起

令和2年3月27日
【ポイント】 
・南部諸民族州(SNNPR)グラゲ県において,黄熱病が流行しています。
・「黄熱病」予防接種の履歴をご確認頂き,未接種の場合は同地域からできるだけ早く離れることをご検討ください。
・同地区に赴くことはなるべく避け,赴く場合は蚊に刺されないよう,より一層注意して下さい。
(症状等はメール本文をご参照ください)

【本文】
南部諸民族州(SNNPR)グラゲ県において,黄熱病が流行しています。先週1週間で,38の疑い例及び2つの確定例が報告されています。
黄熱病は蚊に刺されることでかかる全身性の感染症で,通常3~6日の潜伏期間の後,発熱,寒気,頭痛,筋肉痛,吐き気などの症状が出ます。重症化すると臓器から出血したり,黄疸を発症したりする致死率の高い病気です。
 「黄熱病」予防接種の履歴(いわゆるイエローカードの有無)をご確認頂き,未接種の場合は同地域からできるだけ早く離れることをご検討ください。
 同地区に赴くことはなるべく避け,赴く場合は蚊に刺されないよう,より一層注意して下さい。
 黄熱病に罹患した場合,症状を軽くするための対症療法が行われます。早期治療で体力を保つことが重要です。
 感染が疑われる場合は,速やかに医療機関を受診してください。
大使館では今後同流行の推移を注視し、状況により随時情報発信いたします。
国内ではその他に「コレラ」「麻疹」「マラリア」も多く発生しています。皆様におかれましては上記状況を認識の上,十分にご注意ください。
また,各航空会社の減便や各国政府の新規入国制限などが相次いでいるため,短期渡航者,在留邦人で帰国を予定されている方,また健康状態などに不安をお持ちの方については,早めの出国をご検討ください。
以上

【在エチオピア日本国大使館】
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警備領事班
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