アディスアベバ市内及びオロミア州におけるデモ及び道路封鎖の発生(第3報)

令和2年7月3日
 6月30日から7月2日にかけ、アディスアベバ市内やオロミア州各地において、暴徒が店舗、教会、一般住宅などを襲い、甚大な被害が出ています。
 アディスアベバ市警の発表では、この2日間でアディスアベバ市内で、10名(うち2名が警察官)が死亡し、57名の警察官が負傷し、20台の車両が燃やされ、250台の車両が破壊されました。
 また、オロミア州警察の発表では、同州内で81名(うち3名が警察官)が死亡したとされています。
 7月2日、アディスアベバ市長は3日から通常業務に戻るよう市政府及び私営企業に呼びかけていますが、オロミア州アンボにおいて、本日ハチャル氏(殺害された歌手)の葬儀が行われたことを受け、今晩以降も暴動が起きる可能性があります。
 在留邦人の皆様は、情報収集に努めるとともに、特に今晩は注意してください。また明日以降も不要不急の外出は避け、安全の確保に努めてください。